宗徧流
宗徧流は、山田宗徧(1627年-1708年)に始まる茶道の一派で、現在家元は神奈川県鎌倉市にある。山田宗徧は、京都東本願寺派長徳寺に生まれであるが、幼少より茶を好み、十八歳のとき千利休の孫である千宗旦に弟子入りし、茶道の修行を始めた。1652年、宗旦から茶道の奥義を授けられ、鳴滝村三宝寺に茶室を建てた。宗旦からは祝いとして千利休伝来の四方釜を譲られ、また大徳寺の翠厳和尚からも「四方庵」の茶号を贈られた。これにちなんで、茶室も四方庵と名付けた。
1655年に千宗旦の推挙で三河吉田藩の小笠原忠知に召し抱えられ、以後40年小笠原家に仕えたが、元禄時代の1697年に江戸の本所に居を構え、宗徧流茶道を興した
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