貫入平盃

清水焼、利宋窯の盃

結晶のように重なる美しい亀裂の表現は「貫入」と呼ばれます。
青磁の麗しい青色に表される貫入の源流はおおよそ中国陶磁に辿られます。
ガラス質の釉薬を通常より余計に掛け、1300℃くらいで本焼き焼成した際、生地の土の収縮率と釉薬の収縮率の違いによって冷却されながら釉薬に鱗状の亀裂が現れます。
この鱗状に重なる釉薬の結晶表現は京都の利宋窯で考案され、業界発展の為包み隠さず製法を公開し広められ今では多くの使い手がいます。
しかしながら手の中のどっしりと伝わる重厚感、中に入る酒や茶の邪魔をせず、主張しすぎないさり気なさは後にも先にもこの利宋窯の仕事が随一と言えます。

こちらの貫入平カップは３種類あります。

あ) ● 明るめ青瓷貫入平カップ
い) ● 暗め青瓷貫入平カップ
う) ● 紺青瓷貫入平カップ

☆ ハンドメイド製品 - 作家により一つ一つ手造りされているものになりますので、在庫の商品は上に表示されている写真のものと同じものではありませんのでご注意ください。それぞれの作品は手造りのため、少しずつ趣が異なります。サイズ、容量、外観にご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。在庫商品の写真または正確な詳細をお知らせします。

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